キケンで金食い虫な上お粗末な高速増殖炉(もんじゅ)の雛型、「常陽」は再稼働へ向け安全審査へ
Newsソース 2016/01/28 読売新聞 
高速実験炉「常陽」、再稼働向け安全審査申請へ
 
日本原子力研究開発機構は、高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)の再稼働に向けた安全審査を、2016年度中に原子力規制委員会へ申請する方針を固めた。
常陽は、同機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)と同じく研究段階の原子炉。もんじゅの先行きが不透明な中、当面は常陽の再稼働で、核燃料を再利用する「核燃料サイクル政策」を維持する狙いがある。

 核燃料サイクルの中核施設のもんじゅは、大量の点検漏れなどが相次ぎ、規制委が昨年11月、運営組織の見直しを勧告した。再稼働は見通せない。

 一方、常陽はもんじゅより一つ手前の研究段階にあり、発電設備はないが、もんじゅと同様、原子炉の冷却にナトリウムを使い、高速中性子で核分裂反応を起こす。1977年に原子炉の反応が安定して続く「臨界」を達成、累積で7万時間(約2900日)を超える運転実績がある。装置のトラブルで2007年から停止しているが、15年6月に復旧作業が完了。機構は、申請に必要な書類を15年度末までに準備できると判断した。審査が順調に進めば数年内に再稼働する見通しだ。

2016年01月26日 07時25分
戻 る