マスコミ批判


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タイトル けしからん・・ホームページの一画で覚せい剤逮捕容疑者を擁護する時事通信
投稿日 : 2019/05/05(Sun) 12:04:27
投稿者 ハリマオ
参照先 https://www.jiji.com/jc/v4?id=201904ccip0001
必要なのは刑罰ではなく支援、コカイン使用のピエール瀧容疑者

俳優でミュージシャンのピエール瀧容疑者がコカイン使用容疑で逮捕され、出演していたドラマを降板、CMが中止になるなど波紋が広がっている。コカインは心身にどのような影響があり、覚せい剤を含めた薬物ととどのように向き合えばよいのか。インタビューに応じた専門医、松本俊彦氏は過度な社会的制裁は回復を妨げると警鐘を鳴らすとともに、「必要なのは刑罰ではなく支援」と強調した。

植物由来で作用時間が短い

−−コカインはどのような薬物

 覚せい剤と同じで中枢神経興奮薬で使うと元気が出たり、眠気が覚めたりする。覚せい剤は化学的に造られたものだが、コカインはコカの葉から成分を抽出して精製。植物由来で作用時間が短く、終わった後にすぐに再び使ってしまうこともある。

 お金持ちのドラッグと言われたが、樹脂で固めて加熱吸引する通称「クラック」は価格が安く、乱用が広がった。一過性の元気を出したり、パーティーで騒いだり、テンションを上げるためだろうが、重度な常用者は普通のテンションを保つため使うようになる。

才能が湧くことはない

−−創造性を求められる人が使用すると聞く

 才能のない人が使っても何もでてきません。薬を使って作品を作るのはドーピングだという人がいるが、規制がなかった時代に坂口安吾さん、太宰治さんはヒロポン(戦後広まった覚せい剤)を使っていたし、国文学者の折口信夫さんはコカインを常習していたことで有名。坂口さんは東大病院に入院したほどだ。彼らを教科書に載せるべきでないのか。

 海外でコカインを使っていたミュージシャンが作った作品はどうなるのか。マイルス・デービスもジョン・コルトレーンもみんなダメとなってしまう。(コカインのおかげで曲ができたと)誤解しないでほしい。

「薬物」教育は逆効果も

−−ピエール瀧容疑者は20代から使っていた。依存していたのか。そうではないのか

 分からないが、そういう(社会生活に支障をきたさず使い続けている)薬物乱用者はたくさんいる。覚せい剤も同じ。薬を一回使ったら依存症になるとか、廃人になることはない。そうなる人もいるが、アルコールを飲む人が全員、依存症になることはないのと同じ。

−−薬物は危険なのでは

 薬物の恐怖を極端な形で教育された子どもたちが初めて使うと、受けてきた教育がうそだとすぐ分かる。言われているほど気持ちよくもなく、怖いこともない。拍子抜けの初体験をして逆に常用に走り、依存症になる危険もある。

 依存症の人は道に外れたことをした罪悪感があり、恥ずかしさから、なかなか支援につながらない。偏見を解くことが、本人にや家族を救う道だが、怖さをあおることで生じるのは、回復しようとする人への偏見だ。

コカイン報道は誰のため

−−今回の事件の影響をどう見る

 メディアが報じないわけにはいかないが、テレビはコカインの白い粉を出し、紙幣を丸めて吸うところを映像で詳細に説明している。こうした報道が誰の助けになるのか。依存症から回復しようと治療している患者さんは欲求が刺激されて再使用の危険にひんしており、薬物のリスクの高い若い人は、かえって関心を持つ。

 テレビはピエール瀧さんたたきに走り、孤立させている。これを見ている依存症の当事者は支援につながらなくなる。

回復・活躍するミュージシャン

−−著名人へのバッシングが厳しくなった

 ある時期から著名人や芸能人の薬物問題に対する指摘が厳しくなった。テレビは視聴率が喫緊の課題になっているのかも。インターネットによってうわさが増幅されて、いじめの図式ができやすい、たたきやすい状況ができているのかもしれない。

 法的責任を果たすため少しお休みする時間があるかもしれないが、終わったら積み上げたものの延長線上にキャリアを積み上げてほしい。薬物や大麻の使用で捕まったあとに復帰して、人々を感動させているミュージシャンはたくさんいる。そういう道を探るべきだと思う。

排除の先にあるのは

−−どんな社会的な取り組みが必要

 性犯罪とか、暴力犯罪は被害者がいるが、薬物の自己使用は被害者が明確でない。あえて言えば健康を損なっている本人。法律で禁じているのは、国民の健康を守り、社会の安全を守るためだが、一つの国際的なルールとして、被害者なき犯罪の刑罰は行為によって自身が被る健康被害を超えてはならないという原則がある。

 日本の場合は、これをはみ出して厳しいものになっており、著名人はメディアによる社会的な制裁まで加えられる。

 ピエール瀧さんの音楽を配信停止にすることなどは、その影響をよく考えてほしい。収入が途絶えた後、会社に勤められるのか。どこも雇ってくれず、経済的に困窮。闇社会の人から「うちのキャバクラの雇われ店長をやってくれ」といった話が来て、それを受けるとまた薬が寄ってくる。

国連は薬物を「非犯罪」と決議

−−薬物をめぐる国際的な状況は

 日本では「薬物絶対ダメ」的な啓発がどんどん浸透してきて、薬を使った人を排除する方向性ができているが、国連は薬物使用を非犯罪化し、健康問題として支援の対象にせよという決議を出ている。

 日本はこれに反している。日本独自のやり方があるとしても、議論があっていい。テレビのコメンテーターは「法律の一線を破ったからダメ」というが、冷静に考えてみる必要があるのでは。ナンセンスな法律はないのか。学校で下着の色を指定する「ブラック校則」のような「ブラック法律」はないのか。

 薬物依存症の臨床では、半数は覚せい剤などの違法薬物だが、半数は処方薬や市販薬の乱用。薬物の怖さは違法、合法に関係がない。

−−ピエール瀧容疑者へのメッセージを

 コカインをやめようとしながらも、うまくいかなかった経緯なら安心して相談してほしい。治療につながってほしい。一人で悩むべきではない。薬物に詳しい人と相談しながら進めてほしい。

一気に冷え込んだ機運
依存症理解啓発イベントのトークセッションに臨む元プロ野球選手の清原和博さん(右)と松本俊彦氏=2019年3月6日、東京都中央区【時事通信社】
依存症理解啓発イベントのトークセッションに臨む元プロ野球選手の清原和博さん(右)と松本俊彦氏=2019年3月6日、東京都中央区【時事通信社】

−−私たちは薬物とどう向き合うべきか

 薬物は再犯率がとても高く、刑務所を出た直後が一番使用のリスクがある。本当に社会の安全を守りたいのなら、有効な方法として科学的に証明されているのは支援。刑罰ではない。

 国として国民として、社会を安全に保つための方策をサイエンスに依拠するのか、(刑罰重視の)イデオロギーにこだわるのか冷静に考えてほしい。考えた上でイデオロギー、信念がすべてとなれば、日本はそれだけの国なんだと思う。

 今年に入って依存症の理解・啓発活動にたずさわった。最後は元プロ野球選手の清原和博さんが特別ゲストとして登場し、薬物依存からの回復を目指している現状を語ってくれた。これによって依存症への偏見を解く機運が高まったが、(今回の事件や報道で)暖まった世間の声が一気に冷え込んだ感じがする。

(解説委員・舟橋良治)

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サイト主・かいけつコメント

やることが非常識でえげつなさすぎて酷いの一言だ。これがニッポンのマスコミの【裏の顔】ってやつですね。

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