記事ソース 産経ニュース
2016/09/24 より
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 政府が“スーパープログラマー”育成へ IT人材強化へマニュアル作成
政府が“スーパープログラマー”の育成に乗り出す。コンピューターの動かし方を学ぶプログラミング教育が小学校で平成32年度の必修化の方針が固まるのを受け、総務省は来年度、「顕著な才能を示す児童・生徒」の能力を伸ばすための指導法をまとめた課外指導向けの手引書を作成する。ビッグデータや人工知能(AI)など新技術の世界的な競争が激しくなる中、日本のIT人材の育成強化につなげたい考えだ。





 プログラミング教育は、7月から石川県加賀市や北九州市などの全国24の小中高校で、普及推進に向けた実証授業が始まった。

 “スーパープログラマー”の育成について、総務省幹部は「裾野を広げると同時に、頂点を高めることも重要だ」と指摘する。

 同省は来年春、大学や高等専門学校、企業などから手引書の作成に協力する事業者を募集する。選ばれた事業者は同年7月ごろから、スマートフォンのアプリ開発などで実績のある人たちがどのように能力を身につけたかの調査を開始。同時に、実際に児童や生徒に教えながら最適な指導法や教材をまとめていく。その後、官民の有識者で構成する会議の評価を踏まえ、手引書を作成する。

 一方で同省は、障害を抱える児童や生徒の学習に必要な機器の開発も、同時期に同様の方法で進める。視覚障害者の場合、プログラミングで作成した図形を3Dプリンターで造形物にし、触って確認できるようにすることが考えられる。