理化学研究所と富士通が共同開発する次期スーパーコンピューターに、線幅が7ナノ(ナノは10億分の1)メートルの最先端半導体を採用することが19日、分かった。基本設計では線幅10ナノメートルの半導体を使用する予定だったが、設計を抜本変更する。現行のスパコン「京」の100倍の性能と低消費電力化の開発目標は据え置くが、線幅の微細化により実際の性能は大幅に上回る可能性もある。(芳賀由明)

 京の後継機「ポスト京」は当初、心臓部に当たるCPU(中央演算処理装置)の半導体線幅を10ナノメートルとする計画だった。だが、線幅7ナノメートルの半導体技術が実用化レベルに達したことから設計スケジュールを変更。当初より約1年近く遅らせ平成29年中に試作・詳細設計を終え、33年度中の運用を目指す。







 あわせて、メモリーに使う半導体の積層化技術や、データ伝送技術もレベルアップし、システム性能を向上する方針。これにより、演算速度は最大で毎秒1エクサ(エクサは100京)回以上に向上し、当初の目標を上回る見通しだ。

 理研は10日、ポスト「京」の開発状況を報告し、性能目標は当初通りとした半面、開発スケジュールは当初の32年度から1~2年遅れると表明した。ただ「順調に進めば(遅延は)1年以内で完成する」(フラッグシップ2020プロジェクト企画調整室)とみている。














NEWSソース 産経ニュース
2016/08/20
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蓮舫 2位じゃだめなんですか?ポスト「京」の設計変更が判明 1年遅らせ「線幅7ナノ半導体」搭載